ヒトの遺伝子多型に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- イントロン部分の塩基配列の違いは、遺伝子多型とはみなされない。
- 遺伝子多型がタンパク質の発現量に影響を与えることはない。
- 酵素をコードする遺伝子の多型は、その酵素活性に影響を与えることがある。
- 数塩基の短いDNA塩基配列の反復回数が、個体間で異なることをSNP(スニップ)という。
- 遺伝子の翻訳領域における遺伝子多型が存在しても、対応するタンパク質のアミノ酸配列に変化を生じないことがある。

ヒトの遺伝子多型に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
解答 解説 2 誤 3 正 4 誤 5 正解答・解説
3、5
1 誤
イントロン部分の塩基配列の違いも、遺伝子多型とみなされる。
遺伝子多型がタンパク質の発現量、酵素活性に影響を与えることがある。
解説2参照
数塩基の短いDNA塩基配列の反復をマイクロサテライトという。マイクロサテライトが個体間で異なることをマイクロサテライト多型という。なお、SNP(スニップ)とは、一塩基置換による遺伝子多型のことである。
コメント