TNF–αに特異的に結合することで、TNF–αとその受容体の結合を阻害するのはどれか。1つ選べ。
- インフリキシマブ
- プレドニゾロン
- トシリズマブ
- アバタセプト
- トファシチニブ
TNF–αに特異的に結合することで、TNF–αとその受容体の結合を阻害するのはどれか。1つ選べ。
解答 解説 2 誤 3 誤 4 誤 5 誤解答・解説
1
1 正
インフリキシマブは、遺伝子組換え抗ヒトTNF−αモノクローナル抗体であり、可溶性及び膜結合型TNF−αに対して選択的に結合し、血中のTNF−αの中和作用とサイトカインIL−1、6の産生を抑制する。
プレドニゾロンは、合成糖質コルチコイドであり、サイトカインの産生を抑制する。
トシリズマブは、ヒト化抗ヒトIL−6受容体抗体であり、IL−6受容体に結合し、IL−6が受容体に結合することを阻害する。
アバタセプトは、T細胞選択的共刺激調節剤であり、抗原提示細胞表面のCD80/86に結合し、CD28を介した共刺激シグナルを阻害する。
トファシチニブは、ヤヌスキナーゼ阻害剤であり、ヤヌスキナーゼを阻害し、サイトカイン受容体を介したシグナル伝達を抑制する。
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