クリニカルパスは、患者の状態と診療行為の目標及び評価・記録を含む標準診療計画であり、標準からの逸脱を分析することで医療の質を改善するために用いられる。クリニカルパスの目的に関する記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。
- 医療プロセスの標準化
- 在院日数の短縮
- 医療情報の共有化
- 患者ケアの質的向上
- 医療安全の担保
- 個別医療の実現
クリニカルパスは、患者の状態と診療行為の目標及び評価・記録を含む標準診療計画であり、標準からの逸脱を分析することで医療の質を改善するために用いられる。クリニカルパスの目的に関する記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。
解答 解説解答・解説
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クリニカルパスとは、疾患ごとの診療基準となるスケジュール表のことである。クリニカルパスには、疾患ごとに治療・検査の内容やタイミング、患者の状態と診療行為の目標及び評価などがまとめられている。クリニカルパスを用いることにより医療情報の共有化、医療プロセスの標準化を行うことができ、それにより在院日数の短縮、患者ケアの質的向上、医療安全を担保することができる。なお、クリニカルパスは、患者が標準的な医療を受けることができるように作成されているものであり、個別医療を実現するために作成されているものではない。
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