68歳男性。以前より便通の異常を自覚していた。病院を受診し、精査の結果、大腸がんが判明し StageIVと診断された。病理検査の結果、RAS変異は陰性であった。また、UGT1A1* 6のホモ接合体であった。一次治療として、ベバシズマ ブ +CapeOX(カペシタビン+オキサリプラチン)療法が開始となった。薬剤師が行う薬学的関与として適切なのはどれか。2つ選べ。
- ベバシズマブ投与に伴い、予防的な高血糖対策を実施するように医師に提案する。
- カペシタビン投与に伴い、手足症候群予防のために厚めの靴下を履くように患者に説明する。
- オキサリプラチン投与に伴い、冷たいものに触るとしびれを誘発することを患者に説明する。
- RAS 変異が陰性のため、ベバシズマブの開始用量の増量を提案する。
- UGT1A1の遺伝子解析結果から、カペシタビンの開始用量の減量を提案する。

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