50歳男性。飲酒後から持続的な上腹部痛及び悪心があった。数日間、様子を見ていたが、発熱と軽度の意識障害が起こったため、病院を受診した。腹部CTにより膵臓の腫大が認められた。この患者の病態、検査及び薬物療法に関する記述のうち、適切なのはどれか。2つ選べ。
- 飲酒歴と胆石症の既往の有無を確認する。
- 血液検査でアミラーゼ、リパーゼの活性低下が見られる。
- 膵機能を改善させるため、十分な食事を摂らせる。
- 病態の進展を抑制するため、ガベキサートメシル酸塩静注用を投与する。
- 上腹部痛にペンタゾシン注を用いると、病態を悪化させる。
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