薬物の経肺吸収に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- ヒトの肺上皮表面積は小腸上皮表面積の約10倍に及ぶため、薬物の吸収部位として適している。
- 肺胞腔内にペプチダーゼが高発現するため、ペプチドの吸収部位として期待できない。
- 肺胞における脂溶性薬物の吸収は、主に単純拡散に従う。
- 肺胞腔と毛細血管を隔てる上皮細胞層は、小腸上皮細胞層と比較し、水溶性薬物及び高分子化合物の透過性が高い。
- 吸入剤の粒子径により到達部位が異なるため、肺胞内に沈着させるためには粒子径を0.5 µm以下に抑える必要がある。
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