生理食塩液は、塩化ナトリウムを0.9 w/v%含む等張液である。日本薬局方「生理食塩液」中の塩化ナトリウム(式量:58.44)の定量法に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
「本品20 mLを正確に量り、水30 mLを加え、強く振り混ぜながら0.1 mol/L硝酸銀液で滴定する(指示薬:「 A 」試液3滴)。」
- 下線部の操作で用いられる計量器具は、メスシリンダーである。
- 「 A 」に入るのは、フルオレセインナトリウムである。
- 生理食塩液1 L中には、塩化ナトリウムが15.4 mmol含まれる。
- 滴定終点においては、過剰な銀イオンと指示薬からなる赤褐色の沈殿を生じる。
- 0.1 mol/L硝酸銀液1 mLに対する塩化ナトリウムの対応量は5.844 mgである。
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