HOME > 第103回薬剤師国家試験 > 第103回薬剤師国家試験 第103回薬剤師国家試験 問61 2020年4月11日 第103回薬剤師国家試験 問61 アレルギー性鼻炎に関する記述のうち、正しいのはどれか。1つ選べ。 1 鼻粘膜のⅡ型アレルギー性疾患である。 2 IgE抗体が関与している。 3 ハウスダストやダニは季節性アレルギー性鼻炎の原因である。 4 花粉症の原因としてヒノキ花粉が最も多い。 5 アレルゲン免疫療法は即効性がある。 解答・解説 解答 2 解説 1 誤 本疾患は、IgE抗体が関与する鼻粘膜のⅠ型アレルギー疾患である。 2 正 3 誤 季節性アレルギー性鼻炎は花粉症といわれ、その原因は花粉(スギ、ヒノキ、イネ、ブタクサ、ヨモギなど)である。なお、ハウスダストやダニは通年性アレルギー性鼻炎の原因となる。 4 誤 花粉症の原因として最も多いのは、スギ花粉である。 5 誤 アレルゲン免疫療法(舌下免疫療法:アレルゲンを含む治療薬を舌下に投与する方法)は、即効性はないが、長期にわたり症状を抑える効果が期待できる。 Twitter Share Pocket Hatena LINE コピーする -第103回薬剤師国家試験