副甲状腺細胞のカルシウム受容体(カルシウム感知受容体)を刺激して、パラトルモンの分泌を抑制するのはどれか。1つ選べ。
- テリパラチド
- シナカルセト
- レボチロキシン
- フィナステリド
- フルタミド
副甲状腺細胞のカルシウム受容体(カルシウム感知受容体)を刺激して、パラトルモンの分泌を抑制するのはどれか。1つ選べ。
解答 解説 2 正 3 誤 4 誤 5 誤解答・解説
2
1 誤
テリパラチドは、遺伝子組換え副甲状腺ホルモン製剤であり、前駆細胞から骨芽細胞への分化促進、骨芽細胞のアポトーシスを抑制することにより骨形成を促進する。
シナカルセトは、副甲状腺細胞表面のカルシウム受容体を刺激し、主としてパラトルモンの分泌を抑制する。
レボチロキシンは、T4製剤であり、核内の甲状腺ホルモン受容体と結合し、甲状腺ホルモンと同様の作用を示す。
フィナステリドは、5α−還元酵素Ⅱ型を阻害することによりテストステロンからジヒドロテストステロンへの変換を抑制する。
フルタミドは、前立腺細胞のアンドロゲン受容体を遮断する。
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