ソリブジン事件に関する記述のうち、正しいのはどれか。1つ選べ。
- 市販直後に副作用である間質性肺炎を多数発症した。
- 長期大量投与により亜急性脊髄視神経症を発症した。
- アナフィラキシーショックによる死亡例が発生した。
- 他の医薬品との相互作用により死亡例が発生した。
- 慢性疾患への投与により網膜症を発症した。
ソリブジン事件に関する記述のうち、正しいのはどれか。1つ選べ。
解答 解説 2 誤 3 誤 4 正 5 誤解答・解説
4
ソリブジン事件とは、抗ウイルス薬であるソリブジンと抗がん剤である5−フルオロウラシル(5−Fu)を併用することにより、ソリブジンの代謝物(ブロモビニルウラシル)が5−Fuの代謝を阻害し、血液障害等の副作用により死亡例が発生した薬害事件のことである。
1 誤
市販直後に副作用である間質性肺炎を多数発症したのは、イレッサ事件である。
長期大量投与により亜急性脊髄視神経症を発症したのは、スモン事件である。
アナフィラキシーショックによる死亡例が発生したのは、ペニシリンショック死事件やアンプル入りかぜ薬事件である。
慢性疾患への投与により網膜症を発症したのは、クロロキン事件である。
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