単純ヘルペスウイルス感染症に関する記述のうち、正しいのはどれか。1つ選べ。
- 性器感染の多くは、HSV−1による。
- 免疫機能亢進時に発症する。
- 性器ヘルペスは、性交の翌日に好発する。
- 成人の口唇ヘルペスの多くは、ウイルスの再活性化により発症する。
- 確定診断は、細胞診により行う。
単純ヘルペスウイルス感染症に関する記述のうち、正しいのはどれか。1つ選べ。
解答 解説 2 誤 3 誤 4 正 5 誤解答・解説
4
1 誤
単純ヘルペスウイルスには、単純ヘルペスウイルス1型(HSV−1)と単純ヘルペスウイルス2型(HSV−2)の2つの型が存在し、性器感染の多くはHSV−2が原因となることが多い。
本感染症は、免疫機能低下時に発症することが多い。
性器ヘルペスは、ウイルス感染後2〜10日間の潜伏期間を経て発症するため、性交の翌日に発症することはまれである。
成人の口唇ヘルペスの多くは、免疫機能低下時にウイルスが再活性化することにより発症する。
本感染症の確定診断は、組織培養によるウイルス分離やHSV抗原やDNA検出により行う。
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