経口投与する固形製剤の著しい生物学的非同等性を防ぐことを目的として実施される一般試験法はどれか。1つ選べ。
- 制酸力試験法
- 製剤均一性試験法
- 崩壊試験法
- 溶出試験法
- 消化力試験法

経口投与する固形製剤の著しい生物学的非同等性を防ぐことを目的として実施される一般試験法はどれか。1つ選べ。
解答 解説 2 誤 3 誤 4 正 5 誤解答・解説
4
経口投与する固形製剤の著しい生物学的非同等性を防ぐことを目的として実施される一般試験法は溶出試験法である。溶出試験法は、経口製剤について溶出規格に適合しているかどうかを判定するために行われ、また、著しい生物学的非同等性を防ぐために行われる。
1 誤
制酸力試験法は、胃において酸と反応し、制酸作用を発現する医薬品原体及び製剤の制酸力を求める試験法である。
製剤均一性試験は、個々の製剤の間での有効成分含量の均一性の程度を示すための試験法である。
崩壊試験法は、錠剤、カプセル剤、顆粒剤、シロップ用剤、丸剤が試験液中、定められた条件で規定時間内に崩壊するかどうかを確認する試験法である。
消化力試験法は、消化酵素剤の原体及び製剤のでんぷん消化力、タンパク消化力及び脂肪消化力を測定する試験法である。
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