注射剤の調製及び使用に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- 注射針の太さは、針管のゲージ番号が小さいほど細い。
- 輸液セットは、20滴/mLと60滴/mLの2種類の規格がある。
- カットポイント付きのアンプルをカットする際には、カットポイントを手前に向ける。
- 孔径0.2 µmの輸液フィルターは、ウイルスの除去を目的としている。
- 輸液容器のゴム栓を穿刺する際には、消毒用アルコール綿でのゴム栓の清拭は不要である。
注射剤の調製及び使用に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
解答
2、3
解説
1 誤
注射針の太さは、ゲージ(G)で表され、針管のゲージ番号が小さいほど針は太い。
2 正
輸液セットとは、持続点滴に用いられる輸液ボトルと血管内留置カテーテルを接続するラインのことであり、20滴/mLと60滴/mLの2種類の規格に統一されている。
3 正
カットポイント付きのアンプルをカットする際には、カットポイントを手前に向け、反対に折り取る。
4 誤
孔径0.2 µmの輸液フィルターでは、ウイルスを除去することはできない。なお、孔径0.2 µmの輸液フィルターを用いることにより、真菌、細菌、微小異物を取り除くことが可能である。
5 誤
輸液容器のゴム栓を穿刺する際には、細菌による汚染を防止するために、消毒用アルコール綿でのゴム栓の清拭を行う必要がある。
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