シルデナフィルと硝酸薬の併用により増加し、血圧下降の主因となる物質はどれか。1つ選べ。
- サイクリックAMP
- サイクリックGMP
- 一酸化窒素(NO)
- イノシトール三リン酸(IP3)
- ジアシルグリセロール
シルデナフィルと硝酸薬の併用により増加し、血圧下降の主因となる物質はどれか。1つ選べ。
解答 解説解答・解説
2
シルデナフィルは、血管平滑筋においてホスホジエステラーゼ(PDE)Vを選択的に阻害することによりサイクリックGMP(cGMP)を増加させる。また、硝酸薬は一酸化窒素(NO)を放出し、グアニル酸シクラーゼを活性化することによりcGMPを増加させる。
両剤を併用すると細胞内cGMPが増加し、血管平滑筋が弛緩することにより血圧降下を起こすことがある。
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