生体内で起こる次の代謝反応のうち、シトクロムP450の寄与が小さいのはどれか。1つ選べ。
- フェナセチンのO−脱アルキル化
- N−アセチルアミノフルオレインのN−水酸化
- パラチオンの酸化的脱硫化
- 四塩化炭素の還元的脱ハロゲン化
- エタノールの酸化
生体内で起こる次の代謝反応のうち、シトクロムP450の寄与が小さいのはどれか。1つ選べ。
解答 解説解答・解説
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設問の反応のうち、シトクロムP450の寄与が小さいのは、エタノールの酸化である。エタノールの大部分(8〜9割)は、生体内でアルコールデヒドロゲナーゼ(アルコール脱水素酵素:ADH)によりアルデヒド酸化された後、アルデヒドデヒドロゲナーゼ(アルデヒド脱水素酵素:ALDH)により酢酸となる。
なお、エタノールの一部は、CYP2E1によりアルデヒドに代謝される。
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