母子感染する病原体のうち、新生児の心臓奇形と難聴のリスクを高めるのはどれか。1つ選べ。
- ヒトT細胞白血病ウイルス−1型(HTLV−1)
- サイトメガロウイルス
- 風しんウイルス
- トキソプラズマ原虫
- 梅毒トレポネーマ
母子感染する病原体のうち、新生児の心臓奇形と難聴のリスクを高めるのはどれか。1つ選べ。
解答 解説 1 誤 2 誤 3 正 4 誤 5 誤解答・解説
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母子感染する病原体のうち、新生児の心臓奇形と難聴のリスクを高めるのは、風疹ウイルスである。
ヒトT細胞白血病ウイルス−1型(HTLV−1)は、母乳感染することがある。HTLV−1に感染すると潜伏期間20年〜30年を経て、成人T細胞白血病(ATL)を発症することがある。
サイトメガロウイルスは、母乳感染、経胎盤感染、産道感染することがある。サイトメガロウイルスに感染すると新生児に奇形、聴力障害、肝機能異常などを誘発することがある。
トキソプラズマ原虫は、経胎盤感染することがある。トキソプラズマ原虫に感染すると新生児に水頭症、視力障害を誘発することがある。
梅毒トレポネーマは、経胎盤感染することがある。梅毒トレポネーマに感染すると、早期先天性梅毒や後期先天性梅毒を発症することがある。
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