抗不整脈薬の体内動態に関する記述のうち、正しいのはどれか。1つ選べ。
- キニジンは、腎尿細管分泌によって大部分が未変化体のまま排泄されるため、肝障害が全身クリアランスに及ぼす影響は小さい。
- 心筋梗塞時にはα1−酸性糖タンパク質の血漿中濃度が減少し、ジゾピラミドの全身クリアランスが上昇する。
- ジルチアゼムは、腎臓からの未変化体の排泄率が高いため、腎障害時には全身クリアランスが低下する。
- プロカインアミドは、腎尿細管において有機アニオン輸送系を介して分泌されるため、プロベネシドの併用により全身クリアランスが低下する。
- 心拍出量が減少したうっ血性心不全の患者では、健常人に比べ、プロプラノロールの全身クリアランスが低下する。
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[…] 第102回 問168 […]