解答
3
解説
1 誤
ピリドキシンは、ビタミンB6製剤であり、ヘモグロビンのヘムの合成を促進するため、鉄芽球性貧血の治療に用いられる。
2 誤
ダルベポエチンアルファは、持続性エリスロポエチン製剤であり、赤芽球コロニー形成細胞に作用して赤芽球の分化・増殖を促進するため、腎性貧血の治療に用いられる。
3 正
フィルグラスチムは、顆粒球コロニー刺激因子(G−CSF)製剤であり、好中球の分化・増殖を促進するため、がん化学療法による好中球減少症の治療に用いられる。
4 誤
エルトロンボパグは、トロンボポエチン受容体作動薬であり、骨髄前駆細胞から巨核球への分化を誘導し、血小板数を増加させるため、慢性特発性血小板減少性紫斑病の治療に用いられる。
5 誤
メコバラミンは、ビタミンB12製剤であり、ビタミンB12欠乏による巨赤芽球性貧血の治療に用いられる。