HOME > 第101回薬剤師国家試験 > 第101回薬剤師国家試験 第101回薬剤師国家試験 問34 2020年4月11日 第101回薬剤師国家試験 問34 前立腺がん治療に用いるアンドロゲン受容体遮断薬はどれか。1つ選べ。 1 メテノロン 2 レトロゾール 3 テストステロン 4 クロミフェン 5 フルタミド 解答・解説 解答 5 解説 1 誤 メテノロンは、男性ホルモンであるテストステロンの男性化作用を弱め、タンパク質同化作用を増強したタンパク同化ステロイドである。 2 誤 レトロゾールは、脂肪細胞や乳がん細胞においてアンドロゲンからエストロゲンの合成を阻害するアロマターゼ阻害薬である。 3 誤 テストステロンは、主に精巣から分泌される男性ホルモン(アンドロゲン)である。 4 誤 クロミフェンは、主に視床下部のエストロゲン受容体を遮断するエストロゲン受容体遮断薬である。 5 正 フルタミドは、前立腺がん組織のアンドロゲン受容体を遮断するアンドロゲン受容体遮断薬であり、前立腺がんの治療に用いられる。 Twitter Share Pocket Hatena LINE コピーする -第101回薬剤師国家試験