製薬企業の医薬情報担当者の役割として適切なのはどれか。2つ選べ。
- 医療機関を訪問することにより、自社の医療用医薬品を中心とした医薬情報を医療関係者に提供し、適切な価格交渉を行う。
- 医薬品の有効性情報や安全性情報を医療現場から収集し、企業に報告する。
- 常に安全性よりも有効性に重点をおいて情報を提供する。
- 自社の治験薬に関するデータの収集及び解析を行う。
- 緊急安全性情報を医療機関に伝達する。
製薬企業の医薬情報担当者の役割として適切なのはどれか。2つ選べ。
解答
2、5
解説
医薬情報担当者とは、医薬品の適正な使用に資するために、医療関係者を訪問すること等により安全管理情報を収集し、提供することを主な業務として行う者をいう。(厚生労働省令第135号)
1 誤
医療用医薬品の価格交渉は、主に卸売販売業者の営業担当者(MS)が行う。
2 正
3 誤
医薬品を適正に使用するため、有効性よりも安全性に重点をおいて情報を提供する。
4 誤
治験薬に関するデータの収集及び解析は、製薬会社または開発業務受託機関(CRO)の統計解析担当者が行う。
5 正
医薬情報担当者は、緊急安全性情報が発出された場合、その内容について医療機関に情報提供を行う必要がある。
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[…] 第101回 問191 […]