生薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- トウニンは、エビスグサの種子由来の生薬で、駆瘀血薬として用いられる。
- ニンジンは、オタネニンジンの根由来の生薬で、補気薬として用いられる。
- トウキは、トウキ又はホッカイトウキの根由来の生薬で、理気薬として用いられる。
- ブクリョウは、マツホドの菌核由来の生薬で、利水薬として用いられる。
- チンピは、ウンシュウミカンの成熟した果皮由来の生薬で、補血薬として用いられる。

生薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
解答
2、4
解説
1 誤
トウニンはモモの種子由来の生薬で、駆瘀血薬として用いられる。駆瘀血薬とは、血滞を治療する薬物のことである。
2 正
ニンジンは、オタネニンジンの根由来の生薬で、補気薬として用いられる。補気薬とは、気虚を治療する薬物のことである。
3 誤
トウキは、トウキ又はホッカイトウキの根由来の生薬で、補血薬として用いられる。補血薬とは、血虚を治療する薬物のことである。
4 正
ブクリョウは、マツホドの菌核由来の生薬で、利水薬として用いられる。利水薬とは、水滞を治療する薬物のことである。
5 誤
チンピは、ウンシュウミカンの成熟した果皮由来の生薬で、理気薬として用いられる。理気薬とは、気滞を治療する薬物のことである。
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