HOME > 第101回薬剤師国家試験 > 第101回薬剤師国家試験 第101回薬剤師国家試験 問104 2020年4月11日 第101回薬剤師国家試験 問104 化合物AとBの反応では、中間体Cを経由して化合物Dを与える。中間体Cの構造式として正しいのはどれか。1つ選べ。 解答・解説 解答 5 解説 化合物A(ケトン)のα位の水素は、エトキシドイオン(CH3CH2O-)に引き抜かれ、エノラートイオンとなる。生成したエノラートイオンが化合物Bのβ炭素に対して求核付加反応すると、中間体Cとなる(マイケル付加反応)。 中間体Cは、アルドール反応により化合物Dとなる。 なお、マイケル付加反応の後にアルドール反応が起こり、6員環を生成する反応をロビンソン環化反応という。 Twitter Share Pocket Hatena LINE コピーする -第101回薬剤師国家試験