HOME > 第100回薬剤師国家試験 > 第100回薬剤師国家試験 第100回薬剤師国家試験 問64 2023年1月12日 結核に関する記述のうち、正しいのはどれか。1つ選べ。 2週間以上持続する高熱が主訴である。 肺に限定した疾患である。 ツベルクリン反応検査は、Ⅰ型アレルギー反応を利用している。 初感染経路は飛沫による経気道感染である。 病変は、血行性に広がる様式はとらない。 解答・解説 解答 4 解説 1 誤 結核に罹患すると、微熱(37〜38℃)が長期間持続するが、高熱(39〜40℃)が持続することは稀である。 2 誤 結核菌による病変は、多くの臓器(腎臓、リンパ節、骨、脳など)で認められる。 なお、結核患者の8〜9割は、肺結核である。 3 誤 ツベルクリン反応検査では、Ⅳ型アレルギー反応を利用して、結核菌に対する免疫能を調べる。 4 正 結核菌感染症の主な感染経路は、結核菌の飛沫による経気道感染(空気感染、飛沫核感染)である。 5 誤 結核菌は血行性に体中に広がり細胞に寄生して潜伏する。 Twitter Share Pocket Hatena LINE コピーする -第100回薬剤師国家試験