薬剤師国家試験出題項目

皮膚

Section4 皮膚

皮膚は、表皮、真皮、皮下組織の3層からなり、表皮には付属器官(爪、毛、汗腺、脂腺など)が存在し、真皮には血管やリンパ管、多くの神経終末、肥満細胞やマクロファージが存在する。皮膚には外界から体を守る機能の他に、体温調節、免疫機能、感覚受容などの機能を有する。

1 表皮

表皮は、基底層、有棘層、顆粒層、淡明層、角質層の5層からなる。

毛包は、真皮に深く入り込んだ上皮組織により形成され、その基底部にある毛母細胞が死滅してできるケラチノサイトがタンパク質と結合し毛となる。また、個々の毛根には立毛筋(平滑筋)が付随し、これが収縮することにより鳥肌が認められる。経皮には、ケラチノサイト以外にメラノサイト、ランゲルハンス細胞、メルケル細胞が存在する。

2 真皮

真皮は、表皮と皮下組織の間に存在する結合組織である。真皮には、免疫細胞(肥満細胞やマクロファージなど)、感覚受容器、神経終末、血管、リンパ管などが分布している。手のひらや指など一部の真皮の深い部分や皮下組織には、毛細血管を介さずに直接動脈と静脈が吻合している動静脈吻合が認められる。通常、動静脈吻合は閉ざされているが、体温上昇時には吻合が開き、動脈から静脈に一気に血液が流れることで熱放散を促す。

 3 付属器官

 

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