薬剤師国家試験出題項目

気分障害(うつ病性障害、双極性障害)

Section2 気分障害(うつ病性障害、双極性障害)

1 気分障害(うつ病性障害、双極性障害) 

気分障害とは、気分が正常の範囲を超えて高揚したり、落ち込んだりすることが一定期間継続することである。気分障害にはうつ病性障害と双極性障害が含まれる。うつ病性障害は女性の有病率が高い。

【分類】

 

【成因】

 

・遺伝素因
双極性障害:うつ病に比べ遺伝素因の程度はさらに大きい。
うつ病:片親がうつ病の場合には子の約30%が発症する。
・病前性格
双極性障害:循環気質(社交的、善良、親切など)
うつ病性障害:執着気質(几帳面、責任感など)やメランコリー親和性人格(几帳面、勤勉、良心的、他人配慮など)、ディスチミア親和性人格(秩序に否定的、規範に対して抵抗するなど)
・誘因
精神的打撃(病気、別離、失敗など)、仕事、経済的問題、家庭内問題、転居 など
・生化学的要因
双極性障害:細胞内シグナル伝達系などの障害が推測されているが詳細は不明である。
うつ病性障害:モノアミン仮説、視床下部–下垂体–副腎系仮説、神経細胞新生仮説が提唱されている。

【症状】

 

【診断】
診断には、DSM–5(精神疾患の診断・統計マニュアル 第5版)、ICD–10(国際疾病分類 第10回改定版)が用いられる。

【治療・管理】

 ◇関連問題◇
第98回問62、第101回問288〜289、第102回問193、第103回問60、第103回問339、第104回問296〜297

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