薬剤師国家試験出題項目

反応次数の決定法

1 積分法

積分型速度式より、以下のことがわかる。
0次反応:縦軸を反応物の濃度、横軸を時間とした時のグラフが直線
1次反応:縦軸を反応物の濃度の対数、横軸を時間とした時のグラフが直線
2次反応:縦軸を反応物の濃度の逆数、横軸を時間とした時のグラフが直線
積分法では、実験を行い、そのデータがどの積分型速度式に適合するかを確認することで次数を決定する。


2 微分法

反応速度(v)が反応物の濃度(C)のn乗に比例する場合、反応速度の式は「v=kCn」となり、その両辺に対数をとると「lnv=lnk+nlnC」となる。
この式をもとに縦軸に速度の対数値(lnv)、横軸に濃度の対数値(lnC)をとると、下記のようなグラフが得られ、その傾きより反応次数(n)が得られる。


 3 半減期法

半減期の対数値と初濃度の対数値の間には、下記のグラフに示す関係が成立する。

このことから、初濃度における半減期を測定し、それぞれの対数値をプロットすることにより、その傾きから反応次数を得ることができる。

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