薬剤師国家試験出題項目

個体の発生

Section 個体の発生

個体の発生とは、1個の受精卵が体細胞分裂を繰り返し、個体が形成される過程のことである。個体の発生過程は生物により異なるが、受精卵が卵割することによる胚胞形成、原腸胚を形成する段階(第一段階)、器官を形成する段階(第二段階)、生体を形成する段階(第三段階)が共通して認められる。

1 受精卵から出生

1)受精から着床

①:卵巣から排卵された卵が卵管に入り込む
②:卵管に入り込んだ精子が卵管膨大部で卵と出会い、透明帯を貫通して卵に侵入する
③:精子の侵入が刺激となり成熟卵子が形成され、その後、卵子由来の核と精子由来の核が融合して接合子となる
④:接合子は細胞分裂を続けながら胚となり、子宮側の卵管に移動する
⑤:子宮に到達した胚は、子宮膜と融合する(着床する)

2)卵割、胞胚形成、原腸胚形成 

受精後、卵子は分裂(卵割)し桑実胚となり、さらに細胞分裂し内側に空間のある一層の膜構造を形成した胚盤胞となる(この現象を胞胚形成という)。続いて平面的な胚盤の細胞層の中で原腸形成が生じ、内胚葉、外胚葉、中胚葉が形成される。

 2 三胚葉と器官形成

 外胚葉、中胚葉、内胚葉は様々な臓器・器官に分化する。

◇関連問題◇
第100回問12

-薬剤師国家試験出題項目

Copyright© yakugaku lab , 2020 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.