メジコン錠15mg/散10%(デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物)

名称

商品名:メジコン錠/散
一般名:デキスロメトルファン臭化水素酸塩水和物錠/散

剤型・規格

錠:15mg
散:10%

構造

薬効分類

中枢性非麻薬性鎮咳薬

薬効薬理・作用機序

デキストロメトルファンは延髄にある咳中枢に直接作用し、咳反射を抑制することにより鎮咳作用を示す。

適応症、服用方法、使用方法

●下記疾患に伴う咳嗽
感冒、急性気管支炎、慢性気管支炎、気管支拡張症、肺炎、肺結核、上気道炎(咽喉頭炎、鼻カタル)
●気管支造影術及び気管支鏡検査時の咳嗽
通常、成人にはデキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物として1回15〜30mgを1日1〜4回経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。

禁忌

・本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

・MAO阻害剤投与中の患者

体内動態

主にCYP2D6により代謝される。

相互作用

1)薬力学的相互作用

・MAO阻害剤(併用禁忌)
デキストロメトルファンは中枢のセロトニン濃度を上昇させる。そのため、MAO阻害薬と併用すると中枢におけるセロトニンの濃度が上昇しやすくなり、セロトニン症候群が現れることがある。

・セロトニン作動薬
(SSRIなど)
セロトニン症候群が誘発されやすくなる。

2)薬物動態学的相互作用

・CYP2D6阻害剤
(キニジン、アミオダロン、テルビナフィン)
本剤の代謝が阻害され、血中濃度が上昇することがある。

副作用

1)主な副作用

悪心、眠気、発疹、頭痛、便秘、腹痛、食欲不振 など

2)重大な副作用

・呼吸抑制
呼吸抑制が現れることがある。このような場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。

・ショック、アナフィラキシー
呼吸困難、全身潮紅、血管浮腫、蕁麻疹などが認められることがある。
不快感、口内異常感、喘鳴、眩暈、便意、耳鳴、発汗等が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。

類似薬との比較

・コデインリン酸塩やジヒドロコデインリン酸塩と異なり、非麻薬性鎮咳薬に該当するため、依存などは生じにくいとされている。
・チペピジンヒベンズ酸塩と異なり、去痰作用を有していない。
(メジコン配合シロップには、去痰作用を示すクレゾールスルホン酸カリウムが含有されている。

補足

・眠気を誘発することがあるため、本剤投与中には自動車の運転等に従事しないように注意する必要がある。


(注意事項)
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