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ヘモグロビンA1c(HbA1c)

HbA1cは、赤血球内のグルコースとヘモグロビンが非酵素的に反応して形成される化合物である。HbA1cの生成はグルコース濃度に依存し、高いグルコース濃度が維持されると、HbA1cの値が高くなる。また、HbA1cは一般に安定であり、グルコースとヘモグロビンAに解離せず、一度形成されるとヘモグロビンが寿命を迎えるまで消失しないため、HbA1cの濃度は赤血球の寿命の影響を受ける。赤血球の寿命は、一般に120日とされており、HbA1cの値は、赤血球の寿命の半分程度の時期(約12ヶ月程度)の血糖値を反映するため、糖尿病患者における長期血糖コントロールの指標として用いられている。

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