フロモックス小児用細粒100mg(セフカペンピボキシル塩酸塩水和物)

名称

商品名:フロモックス
一般名:セフカペン ピボキシル塩酸塩水和物


剤形、規格

細粒:10%


構造


薬効分類

経口用セフェム系抗生物質製剤


薬効薬理・作用機序

セフカペン ピボキシルは、吸収時に腸管壁で代謝を受け、セフカペンとなり、抗菌作用を示す。

セフカペンなどのβ−ラクタム系抗生物質は、β−ラクタム環の開環反応に伴って、細菌の細胞壁合成に関与する酵素(トランスペプチダーゼ(PBP))のセリン残基に共有結合することにより細菌の細胞壁合成を阻害する。

セフカペンは、β−ラクタマーゼ産生株感染に対する治療効果も、優れていた。


服用方法、使用方法

・小児
通常、セフカペン ピボキシル塩酸塩水和物として1回3mg(力価)/kgを1日3回食後経口投与する。なお、年齢、体重及び症状に応じて適宜増減する。

成人(嚥下困難等により錠剤の使用が困難な場合)
通常、成人にはセフカペン ピボキシル塩酸塩水和物として1回100mg(力価)を1日3回食後経口投与する。
なお、年齢及び症状に応じて適宜増減するが、難治性又は効果不十分と思われる症例には1回150mg(力価)を1日3回食後経口投与する。


使用できない場合(禁忌)

本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者


使用するにあたっての注意事項

1. ショックがあらわれるおそれがあるので、十分な問診を行うこと。

2. 本剤を含むピボキシル基を有する抗生物質(セフカペン ピボキシル塩酸塩水和物、セフジトレン ピボキシル、セフテラム ピボキシル、テビペネム ピボキシル)の投与により、ピバリン酸(ピボキシル基を有する抗生物質の代謝物)の代謝・排泄に伴う血清カルニチン低下が報告されている。また、(特に乳幼児)においては、ピボキシル基を有する抗生物質の投与により、低カルニチン血症に伴う低血糖があらわれることがあるので、ピボキシル基を有する抗生物質の投与に際してはカルニチンの低下に注意すること。血清カルニチンが低下する先天性代謝異常であることが判明した場合には投与しないこと。


副作用

<主な副作用>
湿疹、好酸球増多、顆粒球減少、肝機能検査異常、BUN上昇、下痢、腹痛、胃不快感、胃痛、嘔気、CK上昇

<重大な副作用>
1. ショック,アナフィラキシー
2. 急性腎障害
3. 無顆粒球症,血小板減少,溶血性貧血
4. 偽膜性大腸炎,出血性大腸炎
5. 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN),皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群),紅皮症(剥脱性皮膚炎)
6. 間質性肺炎,好酸球性肺炎
7. 劇症肝炎,肝機能障害,黄疸
8. 横紋筋融解症
9. 低カルニチン血症に伴う低血糖


(注意事項)
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