医薬品情報

フォルテオ皮下注キット(テリパラチド遺伝子組換え)

名称

商品名:フォルテオ
一般名:テリパラチド遺伝子組換え

剤形、規格

皮下注キット:600µg

構造

テリパラチドはヒトパラトルモンのN末端から34個のアミノ酸を切り離したポリペプチドである。

薬効分類

骨粗鬆症治療薬

薬効薬理・作用機序

テリパラチドは内因性のヒト副甲状腺ホルモン(パラトルモン)のN末端断片であり、34個のアミノ酸で構成されている。本剤を1日1回の投与頻度で間欠的に投与すると、前駆細胞から骨芽細胞への分化を促進されるとともに、骨芽細胞のアポトーシスを抑制することにより、骨梁並びに皮質骨の内膜及び外膜面において骨芽細胞機能が活性化され、破骨細胞機能を上回るため、骨新生が誘発される。なお、テリパラチドを持続的に皮下投与すると、骨吸収が骨形成を上回るため、結果として骨量減少が生じる。

適応症、服用方法、使用方法

・骨折の危険性の高い骨粗鬆症
通常、成人には1日1回20μgを皮下に注射する。
なお、本剤の投与は24ヵ月間までとすること。

使用できない場合(禁忌)

高カルシウム血症の患者
[高カルシウム血症を悪化させるおそれがある。]

次に掲げる骨肉腫発生のリスクが高いと考えられる患者
1.骨ページェット病の患者
2.原因不明のアルカリフォスファターゼ高値を示す患者
3.小児等及び若年者で骨端線が閉じていない患者
4.過去に骨への影響が考えられる放射線治療を受けた患者

原発性の悪性骨腫瘍もしくは転移性骨腫瘍のある患者
[症状を悪化させるおそれがある。]

骨粗鬆症以外の代謝性骨疾患の患者(副甲状腺機能亢進症等)
[症状を悪化させるおそれがある。]

妊婦又は妊娠している可能性のある婦人及び授乳婦

使用するにあたっての注意事項

・本剤投与直後から数時間後にかけて、ショック、一過性の血圧低下に伴う意識消失、痙攣、転倒が現れることがある。
(本剤投与後30分程度はできる限り安静にすること、血圧低下、めまい、立ちくらみ、動悸、気分不良、悪心、顔面蒼白、冷汗などが生じた場合には、症状がおさまるまで座るか横になること)

・一過性に血清カルシウム濃度が上昇することがあるため、血清カルシウム濃度を測定する際には、本剤投与後16時間以降に測定すること

・自動車の運転等を伴う作用業に従事する予定はあるか。
(起立性低血圧、めまいがあらわれることがあるので、高所での作業、自動車の運転等危険を伴う作業に従事する場合には注意させること。)

副作用

<主な副作用>
悪心、上腹部痛、頭痛、血中尿酸値上昇、高尿酸血症、血中クレアチニン上昇、血中尿素上昇 など

<重大な副作用>
・アナフィラキシー
・ショック、意識消失

飲み合わせ(相互作用)

<併用注意>
・活性型ビタミンD製剤
(カルシトリオール、マキサカルシトール、ファレカルシトリオール、エルデカルシトール等)
血清カルシウム値が上昇するおそれがある。

・アルファカルシドール
血清カルシウム値が上昇することがある。

・ジギタリス製剤
(ジゴキシン等)
高カルシウム血症に伴う不整脈があらわれることがある。


(注意事項)
作成日時の時点における医薬品情報を使用して作成しております。
医薬品を使用する前には、必ず最新の添付文書を確認するようにしてください。

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