医薬品情報

ビラノア錠20mg(ビラスチン)

名称

商品名:ビラノア
一般名:ビラスチン

剤形、規格

錠剤:20mg

構造

薬効分類

ヒスタミンH1受容体拮抗薬(第二世代)

薬効薬理・作用機序

ビラスチンは、ヒスタミンH1受容体拮抗作用を示すことにより、抗アレルギー作用を示す。

適応症、服用方法、使用方法

アレルギー性鼻炎、蕁麻疹、皮膚疾患(湿疹・皮膚炎、皮膚そう痒症)に伴うそう痒

通常、 成人には1回20mgを1日1回空腹時に経口投与する。

本剤は、食事により吸収性が変化する。空腹時及び食後(高脂肪食)に本剤を20mgを単回投与したとき、空腹時に比べ食後投与時のCmax及びAUCはそれぞれ約60%及び約40%低下したというデータがある。
上記のことから、服薬指導時には食後に服用しないように説明する必要がある。

使用できない場合(禁忌)

本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

使用するにあたっての注意事項

・季節性の鼻炎等に対して、好発季節の直前より本剤を投与しているか。
(季節性の患者に投与する場合は、好発季節を考えて、その直前から投与を開始し、好発季節終了時まで続けることが望ましい。)

副作用

<主な副作用>
眠気、頭痛、口渇、下痢、腹痛、鼻乾燥、肝機能検査異常など

飲み合わせ(相互作用)

<併用注意>
・エリスロマイシン、ジルチアゼム
上記の薬のP糖タンパク質の阻害により本剤の吸収率が増加することがある。

薬物相互作用(外国人データ)において、本剤をグレープフルーツジュースで投与した場合、本剤のCmax、AUCがそれぞれ約0.6倍及び約0.7倍に低下したとのデータが報告されている。
この相互作用の機序については、グレープフルーツジュースによるビラスチンの消化管からの吸収阻害に起因すると推察されたが機序は不明であるとされている。

グレープフルーツジュースの相互作用では、小腸の酵素阻害によるものが有名ですが、本剤とグレープフルーツジュースとの相互作用は小腸の酵素阻害によるものではないので注意しておきましょう。

本剤の特徴

・中枢のH1受容体をほとんど遮断しないため、眠気がかなり低い薬剤となっている。
・空腹時に服用しないと、血中濃度の低下が認められる。
・臨床成績よりアレグラ(一般名:フェキソフェナジン)と同程度のアレルギー性鼻炎改善作用を示す。
・通年性アレルギー性鼻炎よりも蕁麻疹により効果的に作用する。


(注意事項)
作成日時の時点における医薬品情報を使用して作成しております。
医薬品を使用する前には、必ず最新の添付文書を確認するようにしてください。

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