ケフレックスカプセル250mg/シロップ用細粒100、200(セファレキシン)

名称

商品名:ケフレックス
一般名:セファレキシン

剤型・規格

カプセル:250mg
シロップ用細粒:100(100mg/g)、200(200mg/g)

構造

薬効分類

経口用第一世代セフェム系薬

薬効薬理・作用機序

セファレキシンは、構造中のβ–ラクタム環がペニシリン合成タンパク質であるPBPに結合し、ペプチド鎖の架橋形成を阻害する。

<抗菌作用>
本剤に感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、腸球菌属、淋菌、大腸菌、クレブシエラ属、エンテロバクター属、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、プロビデンシア属、インフルエンザ菌

適応症、服用方法、使用方法

<カプセル・シロップ用細粒共通>
●表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、慢性膿皮症
●外傷・熱傷及び手術創等の二次感染
●骨髄炎、筋炎
●咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、肺炎、慢性呼吸器病変の二次感染
●膀胱炎、腎盂腎炎
●涙嚢炎、麦粒腫
●外耳炎、中耳炎、副鼻腔炎
●歯周組織炎、顎炎、抜歯創・口腔手術創の二次感染

<カプセルのみ>
●乳腺炎
●前立腺炎(急性症、慢性症)、精巣上体炎(副睾丸炎)
●淋菌感染症、子宮頸管炎
●バルトリン腺炎、子宮内感染
●角膜炎(角膜潰瘍を含む)
●化膿性唾液腺炎
●歯冠周囲炎、上顎洞炎の二次感染

<シロップ用細粒のみ>
●猩紅熱

・カプセル
通常、成人及び体重20kg以上の小児にはセファレキシンとして1回250mg(力価)を6時間ごとに経口投与する。重症の場合や分離菌の感受性が比較的低い症例には1回500mg(力価)を6時間ごとに経口投与する。
なお,年齢,体重,症状により適宜増減する。

・シロップ用細粒
通常、幼小児にはセファレキシンとして体重kgあたり1日25〜50mg(力価)を分割して6時間ごとに経口投与する。
重症の場合や分離菌の感受性が比較的低い症例には,体重kgあたり1日50〜100mg(力価)を分割して6時間ごとに経口投与する。
なお,年齢,体重,症状により適宜増減する。

禁忌

・本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

体内動態

主に腎臓から消失する。

副作用

1)主な副作用

発疹、蕁麻疹、紅斑、掻痒、発熱、リンパ腺腫脹、関節痛、悪心、嘔吐、下痢 など

2)重大な副作用

・ショック、アナフィラキシー
呼吸困難、全身潮紅、血管浮腫、蕁麻疹などが認められることがある。
不快感、口内異常感、喘鳴、眩暈、便意、耳鳴、発汗等が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。

・急性腎障害
尿量の減少、腎臓の腫れ、背中の痛み、発熱などが認められることがある。
異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。

・溶血性貧血
全身倦怠感、息切れ、頭痛、めまいなどが認められることがある。
定期的に検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。

・偽膜性大腸炎
腹痛、粘血便、頻回の下痢が認められることがある。
異常が認められた場合には、直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。

・中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群
高熱、全身倦怠感、唇、外陰部のただれなどが認められることがある。
異常が認められた場合には、直ちに中止すること。

・間質性肺炎、PIE症候群
発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常、好酸球増多等を伴う間質性肺炎、PIE症候群が現れることがある。異常が認められた場合には、投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。

補足

第一世代セフェム系抗菌薬であり、グラム陽性菌に対して強い抗菌作用を示すが、グラム陰性菌に対しての抗菌作用は弱いとされている。


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