β1受容体刺激薬は、心臓のβ1受容体を刺激し、心機能を亢進させる薬物である。
代表的な薬物として、ドブタミンとデノパミンがある。
覚えること
- β1受容体刺激 → 心収縮力増強
- ドブタミン → 急性循環不全に静注
- デノパミン → 慢性心不全に経口投与
- ドブタミンはカテコールアミン、デノパミンは非カテコールアミンである
β1受容体を刺激するとどうなる?
β1受容体は主に心臓に存在する。
β1受容体を刺激すると、心筋の収縮力が増強する。
しもっちβ1受容体刺激薬は、まず「心臓を頑張らせる薬」とイメージしましょう。
心収縮力が強くなれば、1回の拍動で送り出せる血液量が増えるので、心拍出量も増加します。
心収縮力が強くなれば、1回の拍動で送り出せる血液量が増えるので、心拍出量も増加します。
ドブタミン
作用機序
ドブタミンは外因性(合成)カテコールアミンであり、心臓のβ1受容体を直接刺激する。
β1受容体刺激により心筋収縮力を増強し、心拍出量を増加させる。
適応
急性循環不全における心収縮力の増強に用いられる。
静脈内投与で使用される。



ドブタミンでは「急性」と「静注」をセットで押さえておきましょう。
急性循環不全では、低下した心臓のポンプ機能をβ1刺激によって高めます。
急性循環不全では、低下した心臓のポンプ機能をβ1刺激によって高めます。
デノパミン
作用機序
デノパミンは非カテコールアミンであり、心臓のβ1受容体を直接刺激する。
β1受容体刺激により心筋収縮力を増強する。
適応
慢性心不全に用いられる。
経口投与が可能である。



デノパミンで大切なのは「非カテコールアミン」と「経口投与」です。ドブタミンと同じβ1刺激薬ですが、ドブタミンは急性循環不全に静注、デノパミンは慢性心不全に経口投与という違いを比較して覚えましょう。
ドブタミンとデノパミンの違い



この2つは別々に覚えるより、比較した方が簡単です。
ドブタミン=急性・静注
デノパミン=慢性・経口
ここまでセットにしておくと、国試の選択肢を切りやすくなります。
ドブタミン=急性・静注
デノパミン=慢性・経口
ここまでセットにしておくと、国試の選択肢を切りやすくなります。
国試での狙い目
- 「β1受容体刺激」
→ 心収縮力増強 - 「急性循環不全」「静注」
→ ドブタミン - 「慢性心不全」「経口」
→ デノパミン





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